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コシツェからブラチスラバへの鉄道旅行 | 新田浩之のページ

コシツェからブラチスラバへの鉄道旅行

筆者撮影 コシツェ駅 
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列車でコシツェからスロバキアの首都ブラチスラバへと移動したのですが、さまざまなハプニングがありました。そもそも、私はこの列車に乗る予定ではなかったのです。

 ICのはずが・・・

もともと、私は13時24分発のポプラド、ジリナ経由ブラチスラバ行き(ブラチスラバ着18時23分)ICに乗る予定でした。ヨーロッパ時刻表でも「毎日運行」と書いてありました。ところが、コシツェ駅の電光表示板を見ると、ICがどこにも表示されていません。

「おかしいなあ」と思いながら窓口へ。窓口で切符を購入すると、13時24分発ブラチスラバ行きRと書いてありました。確かに13時24分発のRは電光掲示板にあります。

そして、切符をよく見るとブラチスラバ着が19時59分! ICよりも1時間以上も遅いではありませんか。何かの間違いではないかと思いましたが、間違いではないようです。だんだんと不安が募りました。

閑散とした車内、ローカル色濃く

筆者撮影

私はフリーパスを持っているので1等車に乗る権利があります。13時頃にRに乗り込みました。車内は一列と二列に分けられています。そして、恐ろしいほど閑散としています。コシツェを発車した時は私を入れてわずか2人でした。

13時24分定刻に列車は発車。走っていく中で気づいたのですが、明らかにポプラドからコシツェから乗ってきた時と雰囲気が異なります。また、列車が「ガタン、ガタン」とよく揺れるのです。山々に挟まれたところをクネクネと曲がりながら走ります。

1時間経ってもポプラドには着きません。「おかしいなあ」と思いながら、再度ヨーロッパ時刻表を見ると、謎が解けました。

ポプラド経由ではなく遠回りで南回りのズヴォレン経由だったのです。「まさか」と思い、列車で配られたICのカタログを見て合点しました。私が調べたICは週1日しか走らない便だったのです。希にこのようなズレがヨーロッパ時刻表には起こるのです。

雰囲気は田舎の急行列車

筆者撮影 ブラチスラバ中央駅

主要駅に停車しても、それほど乗降があるわけではありません。また「主要駅」と言っても、田舎の少し駅を多くしたような感じです。

16時49分、バンスカー・ビストリツァ方面に分岐する主要駅ズヴォレンに到着。大きな街を予想していましたが、駅が大きいだけで街はそれほど大きくは感じませんでした。ハンガリーから伸びる幹線に入ってようやくスピードが増しました。

予定より数分遅れて20時を回ったころにブラチスラバ中央駅に到着。約7時間、さすがに疲れました。ここで、スロバキアの友人に出会いました。

ブラチスラバ~ポプラド~コシツェ間の情報

ヨーロッパ時刻表にはブラチスラバ→コシツェは3本のIC、コシツェ→ブラチスラバは4本のICが記載されています。ただし、時期により運行本数が異なりますので事前にスロバキア国鉄のHPで確認することをオススメします。

ICは満席になりやすいので、そうなった場合はRを利用しましょう。ICは全車指定、Rは任意指定です。所要時間はブラチスラバ~コシツェ間でICが5時間、Rが5時間50分となります。列車によって多少時間が異なります。

(9月23日)

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