やっぱり語学は勉強しておこう

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Photo: Talking in Languages 2.0 by Markus Koljonen

① 英語ができなくとも旅行はできる

英語ができなくとも旅行はできます。人間は言葉で通じなくともボディーランゲージを使えば通じ合えるからです。レストランでメニューを読めなくても指を指せばいいし、分からなければメモに絵を書けば相手は分かってもらえるでしょう。英語でも、「私は~がしたい」という表現さえ覚えておけば、だいたいの場面は対処できるはずです。

楽しいパフォーマンスができれば友達だってできるでしょう。「それでは、英語ができなくてもいいじゃん」という声が聞こえてきました。もうちょっと、お付き合いを。

154640125_900b749340_z             Photo: Conversation by Sharon Mollerus

しかし①のような旅行はできても、単なる「楽しい」とか「風景がきれいだった」など、「表面的」な旅行に終わると思います。それでもいいと思います。ただ、何回も旅行をしたら、そのような「表面的」な旅行に飽きが来るはずです。仮に、英語がある程度ができれば(TOEIC600点、英検2級)、より「深い」旅行ができることでしょう。

例えば、博物館の説明が少しでも読めれば、その国、土地の歴史や文化が理解できるでしょう。宿で違う国の旅人と突っ込んだ話をしたら、今まで知らない価値観に触れることでしょう。もしかしたら、あなたの人生が大きく変わるかもしれません。

ヨーロッパのホステルでは、旅人同士で政治や文化の話で盛り上がっていることが多いです。さすがに、そういう場で一人ぼっちは寂しいものです。勇気を持って意見を言えば、きちんと聞いてもらえます。反対に、ヨーロッパの人はアジアの意見を聞きたがっているのです。

③ どうやって事前に勉強するか

問題はこれです。ベタなアドバイスですが、毎日コツコツやるのが近道だと思います。例えば、英語から離れている時間が長い方は、高校英語の英文法を一通り復習するのがいいと思います。細々した文法はいいのです。大事なエッセンスだけ勉強すればいいのです。その後、チビチビ単語を覚え、音読で英語耳を養えばいいと思います。

ただ、時間がない場合もあるでしょう。その時は構文集で英文を覚えるのもいいかもしれません。「旅行」のことを思えば、「語学の勉強」のモチベーションがアップするはずです。

筆者撮影 

筆者撮影

④ 現地の言葉も忘れずに

もちろん、英語以外のことばを公用語にしている国の方が多いです。ですから、その国のことばを挨拶でも覚えたら、大歓迎されるはずです。6年前にチェコの田舎を旅行した際に、チェコ語で挨拶したところ博物館のスタッフ全員に歓迎されました。現地語の挨拶も習ってみましょう。「旅の指差し会話帳」がオススメです。

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