【チトーのゆかりの地を訪ねて】4年間思い続けた感謝の気持ちを ベオグラード(10月23日)

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セルビア、ベオグラードを訪れた最大の理由はとある政治家のお墓参り。もう匿名で書かなくても、分かると思いますが。ようやくこの日、目的を達成することができました。

① ティトーへの感謝の言葉

筆者撮影

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その政治家は旧ユーゴスラビアを建国したティトーです。私の修士論文のテーマは「旧ユーゴスラビアの歴史政策」でした。2年間、「ティトー」「トゥジマン」この政治家の名前を見なかったない日はなかったと思います。正直に申し上げると、トゥジマンはどうしても好きにはなれませんでした。どこか親しみが沸かないというか、どうしてもセルビア人に対する冷遇政策が引っかかったからです。

ティトーもたくさんの問題はありますが、やはり6共和国のユーゴをまとめあげ、パルチザン部隊の指揮官として第二次世界大戦で勝利したことは誰も否定できない偉大な実績だと思います。そして、人間的な魅力も感じます。

論文で落ち込んだ時は、ティトーの写真を見たものです。「おい、頑張れ」と声をかけられたような感じさえしました。私でも修士論文が書けた要因はティトーだと思っています。なので、どうしてもお墓参りには行きたかったのです。

さて、ティトーのお墓「花の家」はベオグラードの中心地から少し離れています。学生広場から出ているトロリーバス41系統に乗ります。ちなみに、この41系統は国会議事堂前の中央郵便局を経由します。切符はプリペイドカードになっているので、近くのキオスクで購入してください。トロリーバスに揺られること20分「muzej “25,May」で下車です。バス停には停留所名が書かれているので、バス停に止まるたびにチェックしてください。

筆者撮影

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残念ながら、併設している2つの博物館は改装のためお休みでした。「花の家」だけ開いてました。中に入ると温室のような部屋の真ん中にどーんと大きな柩がありました。思ったよりもシンプルで親しみやすい感じです。周りに植物が囲んであります。まずは軽く一礼して、お礼を言いました。そして、この旅の無事も。両端にはティトー、ユーゴに関するちょっとした展示室があります。

年表ではティトーが亡くなった後、崖から転げ落ちるようにユーゴが崩壊していく有様がよくわかります。もう一方の部屋は各民族の学生がバトンをつないでユーゴ国内を走るイベントが紹介されていました。

② フレスコ美術を鑑賞

筆者撮影

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お墓参りを済ませた後、学生広場に戻り、フレスコ画を集めた博物館に行きました。セルビアは正教なので美しいフレスコ画がたくさんあります。実物は辺鄙な場所にある教会に飾っていることが多いので、コピーで一箇所に集められている博物館に行きました。ロシアと比べると地味な印象を受けます。そして、キリストの顔がどこか東洋系の顔に見えます。トルコの影響でしょうか。これは帰ってから調べてみます。

③ セルビアの偉大な発明家 ニコラ・テスラ

セルビアは理系に強い国です。その代表選手が発明家、ニコラ・テスラ。今回はニコラ・テスラの博物館を訪れました。ツアーで実際の発明品を使って解説してくれます。正直、理系はサッパリだったのであまり理解はできなかったのですが、無線などの開発に貢献した発明家です。

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実験では何十にも巻いたコイルから、少し離れたところにある蛍光灯を点灯させる実験が紹介されました。私の好きな短波ラジオもニコラ・テスラがいたからこそ。紙幣にもなっているハンサムな発明家です。

ベオグラードの位置 


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