【マニアックなワルシャワ】少しディープなワルシャワを紹介します(9月8日)

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昨日のワルシャワめぐりは鉄道と共産趣味を中心にまわりました。もちろん、美しい旧市街も忘れていません。それでは、少しディープなワルシャワめぐりを案内しましょう。

① 在ワルシャワ鉄道博物館 

筆者撮影

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新しくできた地下鉄M2を使って鉄道博物館を訪問。ワルシャワ西駅の近くにあります。もともと、この博物館は昔の中央駅を使用しています。

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したがって、今でも「ワルシャワ中央駅」の看板があります。館内ではポーランドの鉄道史を模型を使って紹介されていました。

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必見の展示物は第二次世界大戦前後に活躍した車両。個性的な車両が目白押しです。ただ、保存状態はあまりよくありません。

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これは普通列車です。ポーランドにも青色の普通車両があったのですね。少し意外な感じがします。

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第二次世界大戦で活躍したと思われる戦車輸送列車もありました。なかなか不気味な雰囲気でした。日本では考えられない列車ですね。

筆者撮影

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屋外も車両が展示されています。中でも注目は大統領専用車として使われていた客車。室内は2段寝台の個室となっていました。また、サロンカーでは映画監督が映画を撮るために試行錯誤していました。

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映画で使われるくらいですから、とても貴重な車両なのでしょう。写真は外観です。まさしく「ブルートレイン」ですね。

② ワルシャワで共産主義時代を知ろう

次は地下鉄M2とトラムを乗り継いで、共産主義時代の物品を集めた博物館に行きました。住宅地の中にありますから、少し探すのに苦労します。

せっかくなので、行き方を紹介します。地下鉄2号線のStadion Narodowy(国立スタジアム)で下車。ここで、路面電車3系統、6系統、22系統、26系統のどれかで、Wiatraczna方面行きの電車に乗ってください。gocławska 下車、徒歩5分です。なお、路面電車は頻繁にダイヤ改正をするので必ず現地で確認しましょう。

社会主義時代のソーダの自販機

共産主義時代のソーダの自販機

ポーランドは第二次世界大戦後、ソ連軍によって解放され、共産党(ポーランド統一労働者党)による共産主義体制が1989年まで続いたのです。日本人ですと共産主義体制に抵抗したヴァレンサ(ワレサ)をイメージする方も多いでしょう。

筆者撮影 共産主義時代の紋章 王冠がないのが特長

筆者撮影 共産主義時代の紋章 王冠がないのが特長

さて、中に入ると1950年~1980年を中心にレトロな品物が目に飛び込んできます。ポーランドの特色は「英語」で書かれた物品が好まれていたことです。背景には、反ソ、反露の感情があります。かわいらしい雑貨の隣には、民警(警察)がデモ隊を徹底的に弾圧する写真が。ポーランド人は戦後もこのような苦労を通じて「自由」を勝ち取ったことがよくわかります。

筆者撮影

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ポーランド人にとって共産主義時代はどのように考えているのでしょうか。スタッフに聞くと「ノスタルジーではなく、本当に困難な時代だった。お金はあっても全くモノがない時代。こうやって展示しているのは共産主義というイデオロギーではなく、その時代にポーランド人がいたからです」このように答えてくれました。

③ ワルシャワ旧市街を散策

もちろん、ワルシャワに来たわけですから、旧市街も忘れていません。ただ、この日は雨が降ったり晴れたり、本当に不思議な天気でした。ようやく3時を過ぎてから天気が安定しました。旧市街はのんびりと歩くのが一番。カメラを片手に様々なシーンを撮影することは本当に楽しいことです。

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筆者撮影

さて、ワルシャワ旧市街はユネスコの世界遺産に登録されていますが、建物自体は本当に新しいです。ワルシャワは第二次世界大戦で徹底的に破壊されました。まさしく、一からの復興だったのです。人々は「ひび一本も再現する」という意気込みで困難な時代に旧市街を復興させました。足りないレンガは南部地域から運んできたそうです。文化財への執念、私たちも見習うところが多分にあると思います。

筆者撮影

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その後、4年前に列車で知り合ったポーランド人の友人に会いました。かれこれ4年、よく続いたな、というのが正直な感想です。早速、友人と寿司を食べに行くことに。ポーランドでもハンガリーの難民は話題になっているようです。ただ、友人曰く、ポーランドはドイツと比較すると福祉政策が貧弱だから、とても難民は受け入れられない。

旧市街広場から

旧市街広場から

また、多くのポーランド人が難民はポーランドの規範を受け入れないと思い、難民の受け入れには強く反対している、とのことでした。本当に難しい問題です。いずれにせよ、ワルシャワは様々な楽しみ方がある街。この記事では紹介できませんでしたが、美しい公園も見ものですよ。

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ワルシャワの位置


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