スペインが誇る世界的な美術館、プラド美術館。日本にいながらプラド美術館を楽しめる作品が今回紹介する映画『プラド美術館~驚異のコレクション~』です。この記事では当作品のレビューを書きます。
プラド美術館の概要
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プラド美術館はスペインの首都マドリードにあります。館内には歴代のスペイン王国が収集した約8700点が収蔵されています。スペイン王国は15世紀~17世紀にかけて全盛期を迎え「太陽の沈まぬ国」と言われました。そのため、世界に誇る名画が数多く収蔵されており、年間約300万人が訪れています。
収蔵品の中で特に有名なのは宮廷画家ベラスケスやゴヤ、エル・グレコの作品です。スペイン・マドリードを訪れた際には、ぜひプラド美術館に立ち寄ってみましょう。
日本にいながらプラド美術館の魅力を感じられる作品
映画『プラド美術館~驚異のコレクション~』は数々の名画を学芸員や劇作家がわかりやすく解説し、プラド美術館の収蔵作品の魅力に迫っています。
個人的に感じたことは数百年前の作品を紹介する時でも、少なからず「現代」を意識していること。特に女性芸術家クララ・ピーターズの作品紹介のシーンは特に印象的でした。
また、修復作業のシーンも必見! 名画は代々の人々に受け継がれることで、より魅力が増すことを学びました。絵画鑑賞ファンはもちろんですが、それ以外の方も新鮮に感じると思います。
私はプラド美術館に関する書籍を見ずに作品を鑑賞しました。プラド美術館の作品集を見ながら鑑賞すると、より楽しめると思います。
劇場公開は2020年4月10日です。
映画『プラド美術館~驚異のコレクション~』公式サイト