みなさん、こんにちは。本日は京急が打ち出した割引切符、羽田空港往復きっぷを紹介します。おそらく、関東の方ですと羽田空港をよく使われることでしょう。関西の方も上京する際によく使う空港ですね。今回紹介する切符を使えば、少しでもお得に旅行できますよ。
① 羽田空港往復きっぷの概要
羽田空港往復きっぷは羽田空港に乗り入れている京急の切符です。京急は羽田空港から蒲田を経由して品川方面、横浜方面に向かって走っています。品川からは都営浅草線に乗り入れ、中には成田空港まで行く列車もあります。
今回の羽田空港往復きっぷは羽田空港~都営地下鉄線を対象にしています。したがって、都営浅草線以外の路線、都営新宿線、都営三田線、都営大江戸線でも使えるのです。一方、東京メトロでは使えません、ご注意ください。
料金は以下のとおりです。
新橋~羽田空港国内線ターミナル:1,020円(104円お得)
日本橋、日比谷、大手町、六本木~羽田空港国内線ターミナル:1,020円(188円お得)
浅草、巣鴨、新宿(大江戸線)~羽田空港国内線ターミナル:1,020円(290円お得)
お気づきでしょうか。羽田空港往復割引切符の値段は一律大人:1,020円、小児:510円です。
販売場所は羽田空港国内線ターミナル駅、都営地下鉄各駅(押上、目黒、白金台、白金高輪、新宿線新宿を除く)です。新宿から利用したい場合は都営大江戸線の新宿駅を利用しましょう。
② 夏は8月15日まで
最も注意すべきポイントは販売時期です。2017年の夏は8月15日までの販売となっています。有効期間は販売日から9日間です。つまり、8月15日に購入したら8月24日までに使えばいいわけです。うっかり使い忘れた! といった事態にならないようにしましょう。
なお、羽田空港往復きっぷは年末年始も販売される予定です。京急のホームページによると、年末年始の販売日は12月23日~1月6日です。
③ ところで、京急とJR(東京モノレール)どちらが速いの?
ところで、京急とJR(東京モノレール)どちらが速いのでしょうか。羽田空港往復きっぷに重複する区間、羽田空港~新橋、巣鴨、新宿と比較してみました。
発車時刻:10:00(平日)
・新橋
京急
羽田空港国内線→新橋:31分(蒲田、泉岳寺乗り換え)往復1,020円
モノレール・JR
羽田空港第1ビル→新橋:26分(浜松町乗り換え)往復1,232円
京急のほうが遅く見えますが、エアポート快特に乗ると新橋まで乗り換え不要の26分です。
・巣鴨
京急
羽田空港国内線→巣鴨:55分(蒲田、泉岳寺、三田乗り換え)往復1,020円
モノレール・JR
羽田空港第1ビル→巣鴨:51分(浜松町乗り換え)往復1,354円
羽田空港往復きっぷを使うと京急に軍配があがりますね。
・新宿
京急
羽田空港国内線→新宿(都営大江戸線):45分(大門乗り換え)往復1,020円
モノレール・JR
羽田空港第1ビル→新宿:46分(浜松町乗り換え)往復1,354円
新宿も羽田空港往復きっぷを使ったら京急の勝ちです。
参考資料