ザグレブ空港について思うこと

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クロアチアの首都ザグレブの玄関口にあたるのがザグレブ国際空港である。ただし、正式名称は「フラーニョ・トゥジマン空港」だ。

フラーニョ・トゥジマンはクロアチア共和国初代大統領であった。旧ユーゴスラビアからクロアチアを独立に導く一方、国内にいたセルビア人を冷遇。また、ボスニア紛争にも介入したことから国際的な批判も浴びた。

首都にある空港に初代大統領の名を冠する例は珍しくない。ただ、ユーゴ紛争の当事者であったトゥジマンだからこそ、慎重に考えて欲しかった。

現に隣国のボスニア・ヘルツェゴビナではボスニア人によってサラエボ空港を初代大統領アリア・イゼトベコビッチを冠した空港名に変更しようとした。しかし、民族主義を助長する恐れからか、和平履行評議会によって提案は拒絶された。

写真はザグレブ国際空港(撮影者はVelikiMeshtar氏)

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