とあるイタリア人の医者によると新コロが弱毒化したらしい。そこで用いられた表現が「どう猛な虎から山猫に変わった」だった。
思えばイタリア人というのはずいぶん山猫好きのように思える。映画『山猫』は今でもイタリア映画の代表作として挙げられる。
映画『山猫』を愛する政治家は誰か、小沢一郎である。小沢氏はタンクレディの台詞 「変らずに生きてゆくためには、自分が変らねばならない」を気に入っていると聞く。アフターコロナの時代にぴったりの台詞ではないか。
一方、「虎から山猫」に恐れおののく人たちもいる。何を隠そう阪神ファンである。90年代の暗黒時代では「阪神は虎ではなく猫」と言われたものだ。
新コロの山猫化は歓迎だが、関西の景気を考えると阪神の山猫化は困る。残念ながら、短期的に考えると後者の方が確率は高いのだが。