「セルビア郷土料理&ワイン・テスティング会」に参加して感じたこと

Pocket
LINEで送る

少し前になりますが、11月12日に「e-food」主催の「セルビア郷土料理&ワイン・テスティング会」に参加しました。今回はこのイベントに参加した感想を簡単に書きたいと思います。

 

①セルビアに関心がある方がこんなにいるとは…

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

時間になり会場は一杯に。約30名くらいはいたでしょうか。まずはこの事実に驚きました。セルビアは旧ユーゴスラビアの要の国とはいえ、現在では北海道ほどの面積しかない小国。

 

それなのに、これほど多くの方がセルビアに関心を持っていること自体にビックリしました。そしてみなさん熱い!セルビアで日本料理のイベントをやりたいという方もいれば、セルビアの国歌を歌詞付きで歌える方まで。これほどまでに、セルビア愛を感じるとは想定外でした。

 

②セルビア料理を心ゆくまで堪能

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回の料理は「e-food」の青木ゆり子さんの手によるもの。なので、食べる前から「絶対に美味しい」という確固たる信念がありました。

 

セルビアの説明の後、セルビア料理が出てくるわ、出てくるわ。本当にセルビア料理のフルコースでした。

 

個人的には王道のチェヴァプチチが美味しかったですね。肉の本来の味わいが口一杯に広がり、ワインとの相性は抜群でした。本当にセルビアの料理文化は素晴らしいと思います。

 

セルビアは知られざる農業国でもあります。国連食糧農業機関(FAO)のデータによると、国土全体に対する農地の割合は60パーセント、穀物自給率は130パーセントにもなります。

 

土壌が肥沃なため、いちご、さくらんぼ、トマト、じゃがいも、小麦、トウモロコシなど、あらゆる農産物が育てられています。

 

素材の美味しさをそのまま活かしたのがセルビア料理ではないでしょうか。グルメな方にはたまらない国だと思います。

 

③改めてセルビアの魅力を考える

 

セルビアの魅力とは何でしょうか?料理はもちろんですが、セルビアの魅力は「素朴さと多様性」にあると思います。セルビアはクロアチアとは異なり観光国ではありません。

 

その代わり、素朴な風景や人々、料理が楽しめます。このノンビリとした空気が魅力なのでしょう。そして「多様性」を忘れてはなりません。

 

セルビアの主要民族はセルビア人ですが、それ以外にもハンガリー人、アルバニア人、ルシン人、スロバキア人など数多くの民族がセルビアには居住しています。

 

また、様々な形で周辺諸国からの影響を受けているのもセルビアの特徴。セルビアを楽しむ際には「多様性」にも注目しながら、味わうといいかもしれません。

 

 

Pocket
LINEで送る

Translate »