目玉列車 中欧編

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Photo: Pendolino by Maciek Lulko

2014年12月に登場したポーランドの新特急です。他の西欧諸国で導入されている、イタリア、ペンドリーノ社製の電車。最高時速は250キロ、ポーランド初の200キロ越えの電車です。首都ワルシャワから古都クラクフまで1時間短縮の2時間15分で結びます。今回の旅ではワルシャワ~グダンスク間で乗ります。

 

 

② ポーランドの鉄道博物館

首都ワルシャワにも鉄道博物館はありますが、ワルシャワ近郊にあるソハチェフにある鉄道博物館に注目したいと思います。ここでは、軌間(レールの幅) 750ミリの蒸気機関車に乗ります。この蒸気機関車は、毎週土曜日に行われるツアーでしか乗車できません。ポーランドでは、蒸気機関車を使った定期列車が廃止されたばかりなので貴重かもしれませんね。なお、写真は展示車両です。

                   Photo:03.05.12 Starý Smokovec 425.965 By Phil Richards

スロバキアとポーランドの国境沿いにタトラ山地の一部「ヴィソケー・タトリ」があります。この一帯に、高山列車が2本も走っています。1本は本線との連絡駅ポプラド・タトリから電車形式の高山列車が走っています。なかなかスタイリッシュな電車です。終点駅、スタリー・スモコヴェツからはアプト式の登山列車が走っています。

             Photo:Škoda 15T For City By Tomáš K.

中世の雰囲気、そのまま残っているプラハ。プラハを縦横無尽に走っているのがトラム(路面電車)です。もちろん、トラムの博物館があります。なお、週末には博物館からレトロトラム91系統が運転されます。私はそのトラムに乗車する予定です。

⑤ DB博物館(ドイツ ニュルンベルク)

ドイツにはニュルンベルクのDB(ドイツ国鉄)が運営する博物館に行きます。DB博物館はドイツで最古の鉄道博物館。1899に開業しました。館内にはルートビッヒ2世のお召列車や流線型の蒸気機関車が展示されています。なお、ブラウエル・エンツィアン号に使われている客車が国鉄の客車にものすごく似ているのです。このあたりも要チェックですね。

     Photo:Slovenske železnice SŽ series 310 “Pendolino” EMU, no. 310-004, Ljubljana By Michael Day

スロベニアは小さい国ですが、高速列車が走っています。導入は2000年。これもイタリアのペンドリーノ製の電車です。なお、山岳に対応するために振り子式の車両です。昔はイタリアにも乗り入れましたが、現在は国内のみの運行です。

16101091968_641d0a6025_z             Photo:Hungary: M1 Subway in Budapest By Eli Duke

ブタペストの地下鉄は何と世界で2番目に古い路線です。開業は1896年、ユーラシア大陸で初めての地下鉄です。また、地下鉄でありながら世界遺産にも登録されています。イメージカラーは黄色。どこか東京メトロ銀座線を彷彿とさせます。

 

 

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