ウィーンから1時間で行けるブラチスラバの魅力とは?

筆者撮影
Pocket
LINEで送る

ブラチスラバは行く度に新しい発見と驚きがあります。もちろん、「懐かしい」という感情もこみ上げてきました。

聖マルティン大聖堂で避難しブラチスラバ城へ

オリンパスデジタルカメラ

私はスロバキア人の友人の家に泊まっています。場所は、ブラチスラバ近郊に位置するシェンクヴィツェ。鉄道だとブラチスラバから30分。車ですと1時間かかります。

平日は友人がブラチスラバで仕事があるので、朝6時に起きて、彼の父親にブラチスラバまで送ってもらうことに。この日は8時30分頃にブラチスラバの中心地に着きました。

オリンパスデジタルカメラ

どの博物館もオープンしていないので、ぶらぶらするだけです。またこの日は風が強く、肌寒く感じました。そのため、ブラチスラバで一番目立つ聖マルティン大聖堂に暖かくなるまで「避難」しました。

こちらの聖マルティン教会は14世紀初頭に建てられたロマネスク式の教会です。塔の高さは85メートルになります。本当にステンドガラスが美しかったです。

オリンパスデジタルカメラ

10時になりブラチスラバ城へ行くことに。形はまるでテーブルをひっくり返したような感じです。もともと12世紀に建築され、幾度となく改修されました。

16世紀、ブラチスラバはハンガリー王国の首都になり、ブラチスラバのシンボルとなりました。しかし政治の中心はウィーン、ブタペストに移り、ブラチスラバは二級の都市に成り下がってしまいました。

城からの風景

城からの風景

現在のブラチスラバ城は博物館となっています。いろいろ展示されているのですが、一番目を引いたのがチェコ人、スロバキア人による現代美術の特別展示でした。

「撮影厳禁」なので写真はありませんが、美しい青い皿は美しく見ごたえがありました。今は工事をしているため、階段を上がったり下がったりで混乱しながらも全て見られました。

オリンパスデジタルカメラ

問題は地下の考古学の博物館。4年前に訪れたときはなく、新たにオープンした博物館です。ただし、博物館を建設するに当たって国民からの反発を招いたそうです。

「そんなものを作るお金があるなら、他に回せばいいのに」賛否の是非はともかくとして、このような問題はどこにでもあるのだなあ、と思いながら展示物を見ていました。

ブラチスラバで食べるグヤーシュとコッホラ

オリンパスデジタルカメラ

スロバキアを訪れる際に外せない飲み物はコッホラ。コーラに似た外観と味をしていますが、ものすごくあっさりしています。この「あっさり」がポイント。甘ったるくないので本当に飲みやすいです。逆に飲み過ぎが怖いのですが。

筆者撮影 グヤーシュ

筆者撮影 グヤーシュ

グヤーシュも忘れてはいけません。ポーランドでは全く見かけなかったのですがスロバキアではグヤーシュが普通に食べられます。やはり、ハンガリー統治時代の影響なのでしょう。

肉は柔らかくスープは素朴な味です。なかなか一言では言い表しにくいです。ライスもついてきました。ライスはタイ米と似てすこしパサパサしています。

スロバキアの交通博物館

オリンパスデジタルカメラ

旧市街からぶらぶら歩きながら交通博物館に行きました。ブラチスラバにはこのような立派な劇場があります。いつもこの劇場の前を通りますが、まだ中に入ったことがありません。

オリンパスデジタルカメラ

スロバキアの交通博物館はブラチスラバ中央駅の裏手にあります。それほど展示車両は多くないですが、私が注目したのは戦後、チェコスロバキア時代に活躍した大型の蒸気機関車。共産主義を象徴する赤星が目立ちます。

オリンパスデジタルカメラ

他にはチェコのシュコダ製のレトロカーがありました。残念ながら、私は車に詳しくないのでわかりませんでした。いずれにせよ、車好きでなくても楽しめる博物館です。

ウィーンからブラチスラバまでは1時間 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ウィーンからブラチスラバへは鉄道が便利。たったの1時間です。そのため、ウィーンから日帰り旅行ができます。本数が多いので、あらかじめ時刻表を確認しなくてもOKです。

(9月24日)

お問い合わせはこちらからお願いします。

前の記事 次の記事

ブラチスラバの位置

Pocket
LINEで送る

Translate »