今日は何となく、西部の街、ポズナンに行きました。そこで乗ったのがTLK。何かとネタが発生するTLK。今回も期待を裏切らずたくさんのネタを提供してくれました。
しっかりレポートしたいと思います。なお、ワルシャワからグダンスクまでのEIPはTRiPORTに掲載予定です。
① 出発はバタバタ
10:03分、グディニャから来た急行(TLK)ポズナン経由ジェロナ・グラ行きが入線。電車ではなく、機関車と客車の組み合わせ。日本ではなかなか見られない堂々たる入線です。ここでも、乗る号車を間違えので右往左往。本当にヒヤヒヤしました。
② これもあれも壊れています
車内は6人1室のコンパートメント。同席のポーランド人が「暑いね」と冷風装置のスイッチを触りましたが、全く効果なし。どうも、壊れているみたいです。
毎回、そうですがこのTLK、最低でも一つは壊れているのです。それでも列車は快調に走ります。走って1時間が経過。車内撮影を兼ねてトイレに行きました。
ところが、今度はトイレの鍵が壊れているではありませんか。どれだけ締めても開いてしまいます。仕方なく手で押さえながら用を足しました。全く期待を裏切らない列車です。
③ ポズナンへ一直線
列車は主要駅に停まりながら一路、ポズナンへと向かいます。この列車の特長は、途中の駅でもそれなりに乗降があることです。優等列車のランクが上がれば上がるほど、乗客は終点まで乗り続けるものです。ところが、TLKという事情もあるのでしょう。
バスに対して苦戦が伝えられるポーランドの鉄道。EIPやICは改良されましたが、TLKはまだまだ。頑張って欲しいものです。
そんなことを考え、13:45分、列車は無事ポズナン中央駅に到着しました。ポズナンはワルシャワとベルリンを結ぶ主要幹線の中間点に位置するターミナル駅です。
とても近代的な駅だったので驚きました。列車はさらにワインの産地、ジェロナ・グラを目指してもうひと踏ん張りします。
(9月11日)