ドイツ、ニュルベルクからシュトゥットガルトを経由してハイデルベルクまで行きました。3時間ほどの鉄道旅行でしたが、トラブルの連続でした。思いのほか疲れたニュルンベルクからハイデルベルクまでの旅を振り返りたいと思います。
座席が見つからない!ニュルンベルク→シュトゥットガルト IC
15時39分発のICに乗り、シュトゥットガルトを目指します。ドイツでは特急でも様々なタイプがありますが、こちらは機関車と客車で構成された昔ながらのスタイルです。
ドイツは「任意予約」の国なので、一人だから空いてる席があるだろうと楽観視していました。ところが、これが裏目に出たのです。車内に入り、座席番号の横に付いている札を見ると、ほとんどの座席に予約が入っていたのです。
これには驚きました。このような光景はチェコやスロバキアでは見かけなかったからです。必死になり空いている座席を探したところ、何とか通路側の座席が空いていました。これにはホッとしました。
車内は日本と同じ2列、2列の座席配置です。同じ車両でも両端部はコンパートメント形式で、複雑な構成になっています。もちろん、コンパートメントは全て埋まっていました。
ニュルンベルクを出発し、そのまま快走します。だいたい、時速は160km/h。座席は若干狭く何とか我慢できる程度です。
せっかく座れたので贅沢を言っている余裕はないのですが。アーレンなど主要駅に止まり、17時55分、10分ほど遅れてシュトゥットガルトに到着しました。
あれ、列車がない!シュトゥットガルト→ハイデルベルクEC
ここで18時05分発、オーストリアから来るフランクフルト行き特急に乗るわけですが、発車予定のホームには17時39分発のICEが止まっています。何か嫌な予感がします。大幅な遅れを覚悟していたところ、周りのドイツ人が一斉に動き出しました。
それにつられて私も移動しました。移動中、電光掲示板を見ると発車するホームが変更になっているではありませんか。本当に、こういう出来事が起きると面倒です。
10分遅れて、18時15分頃に列車が入線。ホームは朝のラッシュ時のようにものすごい混雑でした。取り敢えず、シュトゥットガルトからハイデルベルクまで1時間もかからないので、立席でも良いと覚悟していました。早速、前の女性に連れられて車内に入ることに。
すると、その女性は食堂車に行き、食堂車の座席に座りました。「賢いな」と思いつつ私も食堂車の座席に座ることに。
何か注文しなければならないので、適当にアイスクリームを注文しました。無事、19時にハイデルベルクに到着。何とか友人に会うことができました。
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(10月9日)