ポーランドの高速列車「ペンドリーノ」を徹底解剖

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9月14日はワルシャワ西駅からクラクフ中央駅までポーランドの高速列車「ペンドリーノ」に乗りました。ワルシャワからグダンスクは2等車を利用しましたが、今回は1等車を利用しました。したがって、1等車を中心に紹介します。

① 黄色の枕がポイントのペンドリーノ1等車

筆者撮影

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すみません、どうしても私が写ってしまいました。さて、1等車のポイントはこの枕。これが頭にピタッと当たるので快適です。本当に枕のような感じです。

また、今回は使いませんでしたが読書灯も座席と座席の間にあります。少し航空機の座席に似ているような気がします。

筆者撮影

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飛行機のように足置きが設置されています。また、ゴミ箱が併設。この足置きなかなか使えます。列車の中で寝たい時にはちょうどいいですね。もちろん、足元は広々としており快適そのもの。日本人だと足置きを使わなくてもいいかもしれません。

筆者撮影

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大型の荷物を置くスペースも確保されています。これは、オーストリアのレイルジェットやドイツのICEでも見られると思います。いちいち、網棚に上げずに済むので本当に助かります。

盗難が心配な方は旅行用のワイヤーロックをかけるといいでしょう。少し高いですが、何かと役に立ちます。特にロッカーのないホステルに宿泊する場合は必需品ですね。

② ペンドリーノはビジネスにも最適

筆者撮影

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日本とちがってどの座席からも充電できます。実際、多くのサラリーマンがこれを利用してパソコンを使っていました。ビジネスを強力にサポートしてくれます。

ただ、230Vなので100Vしか対応していない機械を使う場合は変圧器が必要です。もちろん、下の写真のようにテーブルはノートパソコン対応。日本の新幹線と同じように快適にビジネスをすることができます。 

筆者撮影

筆者撮影

テレビは頭上にあります。ただプログラムはPKP(ポーランド国鉄)のCMばかり。少しつまらなかったです。これは改良が必要ですね。ちなみに、車内の雰囲気はかなりビジネスライク。

とてもランクの高いビジネスパーソンが一生懸命、仕事をしていました。バックパッカーの私としては少し居づらかったですね。

③ 2等車はこのような感じ

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せっかくなので、ワルシャワからグダンスクの時に乗った2等車の写真も載せておきます。2等車も日本人にとってはグリーン車並み。とても快適です。

こちらはグダンスク、ソポト方面に行く列車のため、観光客も乗っていました。なお、席はほぼ満席でした。したがって、夏にペンドリーノを使ってグダンスク、ソポトへ行く場合は早めに予約することをオススメします。

④ 2017年夏は所要時間が増えます

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「追記」という形で書きますが、2017年夏(7月10日~8月10日)は所要時間が増えます。これは鉄道工事によるものです。

ワルシャワ~クラクフ間は70分~100分、ワルシャワ~カトヴィツェ間は40分、ワルシャワ~ヴロツワフ間は20分、それぞれ所要時間が増えます。十分にご注意ください。場合によってはこれ以上に所要時間が増えることも考えられます。

特に注意が必要なのがワルシャワ~クラクフ間です。今後約2年間に渡って70分~100分程度、時間が増えます。ペンドリーノに乗車する際は現地の駅で流れる情報にご注意ください。

いずれにせよ、快適なことには間違いありません。今までのポーランドの車両とは大きく異なります。みなさんもポーランドを訪れた際を利用しましょう。

お問い合わせはこちらからお願いします。

クラクフの位置 

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