温泉で有名な町チェコ北西部のカルロビヴァリに行きました。「温泉で有名」と書きましたが、ここでは温泉には入れません。「温泉」を飲むのです。そして、なんと神戸の名物がここにあったのです。
どうしても理解できない温泉水
カルロビヴァリへは鉄道でも行けますが、バスの方が本数が多く速いので仕方なくバスを選択しました。バスに揺られること2時間20分。13時すぎにカルロビヴァリのバス停に到着。
周りはロシア人だらけ。ロシア語があちらこちらで飛び交います。バス停で降りたは良かったのですが、どこが中心地なのかさっぱり分かりませんでした。
そこで、隣のロシア人が持っていた地図を見せてもらうことに。それでも分かりませんでした。仕方なく、適当に歩くことを決断。勘で勝負です。
歩くと、中心地らしきエリアに突入。勘は当たったようです。昼食をすませ、早速温泉水を試してみることに。温泉水はコロナーダと呼ばれる屋敷のような建物で飲むことができます。
つまり、温泉巡りならぬコロナーダ巡りをするわけです。正式な飲み方は現地で売っている独特な容器に入れて飲むのですが、買うのがもったいないのでペットボトルに入れて飲むことにしました。
飲んだ瞬間、思わず叫びました「まずい」硫黄の匂いと鉄分を含んだ独特の味がドッキングしているのです。これも一言で言い表せない不味さです。
これを平然とチビチビ飲ロシア人、私には理解できません。けど、多くの有名人が保養地として訪れたわけで。。。やっぱり理解できません。
あれ、チェコのゴーフル?
日本には温泉地にはせんべいがありますが、カルロビヴァリにもせんべいに似たようなお菓子があります。早速、チョコレート味を試すことに。食べた瞬間、「あれ、これゴーフルと同じだ」と思いました。
違うと言えば、大きさとカルロビヴァリの方がゴーフルよりも湿っていたことです。それでもなかなか美味しかったです。温泉水ショックがあっただけに余計にそう思ったのでしょう。
カルロビヴァリへのアクセス
最後に行き方を説明します。カルロビヴァリ行きのバスはプラハにあるフローレンツのバスターミナルから出発します。
だいたい1時間に1本。電光掲示板に大きく「Karlovy Vary」と出ていますので分かりやすいと思います。問題はカルロビヴァリ側です。到着時は市内バスターミナルにも寄りますが、プラハ行きは市内バスターミナルには寄りません。
必ず、鉄道駅(カルロビヴァリ ドルニー駅)に併設してあるバスターミナルから乗ってください。なお、市内バスターミナルから鉄道駅併設のバスターミナルまでは徒歩10分です。
(10月7日)
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カルロビヴァリの位置