この記事では今までの街の紹介とは異なり、「交流」にスポットを当てて書きたいと思います。旅行中に知り合った方にブダペストを案内してもらい、初めて日本人宿に泊まったからです。いろいろ感じたことを書きます。
旅行中に知り合った友人にブダペストを案内してもらう
9月中旬にポーランドのグダンスクに行き、ホステルでハンガリー人の女性と同室になりました。彼女は大学で日本語を勉強していたことから、すっかり意気投合。その時に、ブダペストを案内してもらう約束を取り付けました。
そして、10月18日の日曜日の夜にブダペストを案内してもらうことに。ホステルの近くにあるユダヤ料理店とブダペストの若者が集うパブを案内してもらいました。
日本、ハンガリーの様々な話題で盛り上がり、とても楽しい夜を過ごすことができました。こう、刺激というかエネルギーの活をもらったような感じです。
旅行中に知り合い、同じ旅行で再び会うケースは今回が初めて。SNSがなければ絶対にあり得ないパターンだと思います。もしかしたら、このような形で少しずつ旅行のパターンが変わるのかな、と思いました。
家庭的な雰囲気の日本人宿
そして、初めての日本人宿に泊まったのもブダペストでした。その宿の名はアンダンテ。ネットや旅行者の間ではかなり有名になっている日本人宿です。
最初は「日本人宿でどんなところなんだろうか」という若干の不安もありましたが、いい意味で裏切られました。最初、到着した時のフォアグラは感動のショックでした。
アンダンテはとても家庭的な宿で本当にのんびりとくつろげる場所です。一日、旅人と話してもいいし、漫画を読んでもいいわけです。
もしかしたら、日本人にとっての数少ないオアシスかもしれません。そして、驚いたことは人によって旅行スタイル、考え方が全く違っていたこと。「当たり前」と言えばそれまでですが、やはり頭で考えるのと実際この目で見るのは違いますね。いろいろな考え方に触れられてとても楽しかったです。
また、管理人さんの愛が詰まった手料理も素晴らしかったです。正直、ここまで食事サービスがあるとは思っていませんでした。やっぱり、日本食は安心しますね。
個人的な印象では4年前に泊まったベルリンのホステルに少し似ているような気がします。この旅行を除けば、僕にとって一番素晴らしかった宿です。
ベルリンのホステルは「~人宿」ではなく、様々な国から集まるわけですが、小さな宿のため自然と人が共有スペースに集まります。
そして、スタッフがユニークな料理を作り、それにまつわる文化を紹介。みんなで食べて、その後はみんなでバーでお酒を飲み、深夜に帰宅。
はたまた夕食後に、みんなで映画『グッバイ・レーニン』を見ていろいろ語り合いました。そんな宿に出会えればいいなあ、と思っていましたがアンダンテはその宿に近いと思います。
また、このようなタイプの宿に出会うことを楽しみにしながら、旅を続けたいと思います。なお、敢えてアンダンテの写真は掲載しません。それはなぜか。自分の目で確認して欲しいからです。
(10月17日~10月21日)