プーチン大統領がいるクレムリンとレーニン廟はどんなところ

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みなさん、こんにちは。今回はロシアのシンボルであるクレムリンとレーニン廟を紹介します。あまりにも有名な観光スポットでありながら、意外と知らないことも多いのでは。それでは、ロシアのシンボルを一緒に見ていきましょう。

① そもそも、クレムリンとは?

「クレムリン」とはロシア語で「城塞」を意味します。つまり、ロシア全土にある城塞はすべて「クレムリン」と呼ばれるわけです。あくまでも、モスクワにあるクレムリンも一つの城塞にしかすぎません。

それでは、なぜモスクワのクレムリンが世界的に知られているのでしょうか。答えはロシアの政治の中心だから。今でもロシアのプーチン大統領はクレムリンで仕事をしています。ソ連時代、「クレムリン」といえば、社会主義陣営の心臓部を指す言葉でもありました。

クレムリンには大統領がいる元老院だけではありません。ロシア帝国ゆかりの教会がたくさんあります。具体的にクレムリンの楽しみ方を解説します。

② 意外と教会が多いクレムリン 

切符を購入し、最初に見えるのがトロイツカヤ塔です。この塔は高さが80mもあり、クレムリンにある望桜の中では一番の高さ。上にある赤星がたまりません。

おそらく、クレムリンの中で最も近代的な建物が国立クレムリン宮殿です。建設されたのはフルシチョフ時代の1961年のとき。ここではソ連共産党の党大会が行われ、世界中の視線が集まる建物でした。現在は巨大劇場に生まれ変わっています。個人的にはシンプルなスタイルなので好きですが。

国立クレムリン宮殿を過ぎ、左手に見えるのが元老院です。先ほど紹介したとおり、元老院にはプーチン大統領がいます! 元老院を訪れたらロシア国旗にご注目。国旗が掲げられていたら、大統領がいます。なお、元老院には近づかないでください。警官から警告を受けます。

ここからは教会が続きます。写真の教会はウスペンスキー大聖堂です。クレムリンのみならず、ロシアで最も大切な教会です。なぜなら、ウスペンスキー大聖堂はロシア帝国の国境大聖堂であり、ロシア皇帝の戴冠式が行われた場でもありました。聖堂内は目がくらむようなフレスコ画が描かれた円柱があります。

クレムリンには皇帝の個人的な礼拝堂があります。それが、こちらのブラゴヴェシチェンスキー聖堂です。個人礼拝堂だけでも、この豪華さ! 内部にはイコンで埋め尽くされたイコノスタスと呼ばれる荘厳な壁があります。

教会エリアで最も目立つのがイワン大帝の鐘楼です。イワン大帝は16世紀にロシアを統治したカリスマ的な王様。「雷帝」として恐れられ、スターリンが愛した人物でもあります。鐘楼の高さは81m! イワン大帝はモスクワにおいて鐘楼よりも高い建築物を建設することを禁じました。

迫力満点の鐘楼を見た後は、可愛らしい建物を紹介しましょう。奥に見えるのがテレムノイ宮殿、右に見えるのがリザパラジェー二ヤ教会です。この小ぶりな教会は15世紀に皇帝の礼拝所として建てられたとか。残念ながら、内部を見学することはできませんでした。

教会エリア、最後に紹介するのが銀色の屋根が目立つアルハンゲルスキー大聖堂です。この大聖堂の見どころはイワン大帝のお墓! つまり、聖堂内にイワン大帝が眠っているわけですね。まあ、復活して昔のように粛清はされないのでご安心を。

ところで、ロシアは巨大建造物フェチな国であります。それを象徴するのが「大砲の皇帝」と「鐘の皇帝」です。「大砲の皇帝」は16世紀につくられ、口径890mm、重量は40トンのこと。幸か不幸か、一度も使われることはありませんでした。

こちらは「鐘の皇帝」です。つくられたのは意外と新しく18世紀のこと。鋳造中に火災が発生し、一部が欠けてしまいました。こちらも使われることはありませんでした。最新テクノロジーを駆使して擬似的に鳴らしたところ、それほど美しい音色ではなかったとか。

 

ザックリとクレムリンを解説しました。最低でも1時間は欲しいところですね。私が訪れたのは12月だったので、クレムリン内はガラガラ。おそらく、オンシーズンになると混み合うことでしょう。

③ レーニン廟の待ち時間は?

クレムリン見学後に時間に余裕のある方はレーニン廟に行ってみましょう。レーニン廟ではソ連の創始者、レーニンの遺体を拝むことができます。ただし、見学時間帯は昼間のみ。料金は無料ですが、セキュリティーチェックを受けないといけません。12月のオンシーズンですら、30分待ちでした。

当たり前ですが、偉大なレーニンの遺体を撮影することは禁じられています。また、遺体の前で立ち止まってもいけません。レーニンは思ったよりも小さかったです。革命家らしく、きちんとスーツを着ていました。

余談ですが、レーニン自身は埋葬されることを希望していました。しかし、スターリンが自身の権力基盤を固める上でもレーニンが必要だったのです。また、廟の建設にあたっては「共産主義なのにキリスト教のようだ」という批判もありました。

④ クレムリンのチケットは500ルーブル 

クレムリンの見学料金(共通入場券)は500ルーブル(約850円)です。チケット売り場はトロイツカヤ塔の近くにある派手な装飾をした建物です。

チケットはこちらの自動販売機で買えます。クレジットカードも使えるスグレモノ。なぜか、多くの観光客は有人カウンターで購入していましたが。

こちらがチケットです。「500」という数字が書いてあれば正解です。なお、リュックサックなどの大きな荷物はクレムリン内には持ち込めません。入口近くにある預かり所で荷物を預けましょう。

クレムリンの場所

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