テルチは住んでいる人もかわいい観光地だった

筆者撮影
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世界遺産にも登録されている小さな町、テルチを訪れました。ブルノからバスで2時間ほど西にいったところです。テルチは、ルネサンス調のかわいい建築物がウリです。それでは、テルチの魅力を紹介します。

テルチへのアクセス

筆者撮影 テルチ駅

筆者撮影 テルチ駅

ブルノ駅、ショッピングセンターを超えたところにバスターミナルがあります。ここからチェスケー・ブジェヨヴィツェ行きに乗り、テルチで降ります。バスは2時間間隔で来ます。

切符はターミナルで購入することもできますし、ドライバーから購入することもできます。席を予約すると130コルナ、ドライバーから購入(自由席)すると105コルナでした。このバスは主にターミナルの24番線から発車します。ただし、絶対に事前に確認して下さい。

さて、11時ブルノ発、チェスケー・ブジェヨヴィツェ行きのバスに乗ります。それなりに快適ですが、WiFiはありません。13時前に、テルチに着きました。テルチのバスターミナルはテルチ駅の横にあります。

本当に可愛い町、テルチ

バスターミナルから歩いて10分、可愛らしい建物が並んだ広場に出ました。ピンクや緑、黄色など本当に色鮮やかなルネサンス調の建物が並びます。そもそも、なぜこのような可愛らしい建物がテルチに出現したのでしょうか。

筆者撮影

筆者撮影

16世紀、テルチは大火災に見舞われました。そして、その時の領主が、建物の高さを揃えルネサンス調で復興するように命じました。

人々は競うようにして華やかな建物を作りました。「ピンチをチャンスに変える」というのは、正しくこのことを指すのですね。

筆者撮影

筆者撮影

さて、本当に一つ一つの建物をじっくり見るだけでも楽しくなってきます。本当におもちゃみたい、そんな感じです。そして、本屋、靴屋、服屋など様々な店が入っています。テルチ旧市街は住民のための商店街の役割も果たしています。

筆者撮影

筆者撮影

かわいい家に住む人に話を聞いてみました

たまたま入ったお土産屋さんのかわいいおばあさんに話を聞けました。ここでは、自家製のアクセサリーを作っています。

おばあさんは62歳で店番をしています。娘さんが主にアクセサリーを作るみたいで、手作業で色を塗り、その後乾燥機で固める作業をして完成です。

おばあさん曰く「ここは4000人ほどの町だけど世界遺産だからね」と最後は誇らしげに語ってくれました。ちなみに、家には赤ん坊も入れて10人で暮らしているとのこと。家が可愛ければ住む人も可愛くなるのでしょうね。

広場に隣接する池

広場に隣接する池

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(10月2日)

テルチの位置

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